9月3日から6日まで、2020年3月以来1年半振りとなる合同展示会・WHO’S NEXTが開催されました。約700のブランドが2ホールを埋め尽くし、これ程の規模のイベントが開催されるのは、コロナ渦が始まって以来ファッション業界では初めての事です。パリの南に位置するPorte de Versailles展示会場は、連日多くの来場者で賑わっていました。
コロナ渦の中で、展示会、ファッションショーの開催に於いてもデジタル化が急速に進み、海外からの出展者とバイヤーの渡仏がいまだに難しい状況の中での展示会の開催は、果たして時期尚早ではないかと言う意見が多くの関係者からあったと、フランスのメディアは報道しています。確かに、出展ブランド数、展示会の規模共に、以前に比べますとかなり縮小されていましたが( 主催社のWSN Développementによりますと30%減となっています )、その一方で新規参入ブランド数は250に上っています。アジア人バイヤーの姿こそさすがに見かけませんでしたが、スペイン語、イタリア語、ドイツ語などのヨーロッパの言葉は会場のあちこちから聞こえてきました。公式発表では、例えば来場者の多かった金曜日では、その27%をフランス以外の国からの人が占めていたそうです。

入り口でワクチンパス・Pass Sanitaire(パス・サニテール)を提示し、2回のワクチン接種が済んでいることを証明する必要はありましたが、それ以外は特に不便は感じられず、屋内でのマスク着用以外の規制もありませんでした。ワクチン接種が済んでいない来場者の為に、会場の裏手には臨時のPCR検査場も設けられていました。


来春夏物の展示に合わせて、会場内もバカンスムード。中庭では、ロングチェアーに座ってリラックス。
また、アクセサリーの展示会・BIJORHCAがWSN Développementの傘下になったことで、会場の一角がBIJORHCAの展示に割り当てられていました。他にも、”Impact”(エコロジー、サスティナブルなブランド)、”Traffic”(サービスソリューションの提供)、”Exposed”(ランジェリー)、”Riviera”(ビーチウェア)などのコーナーが混在して設けられていたことも、今回の展示会の特徴です。
数人の出展者と話をしましたが、やはり全員が、デジタルでなく対面でお客様と商談が出来る事を本当に喜んでいました。





